「大丈夫だよ、きっと。歩くんもしばらくすれば諦めるって」
「そう、かな」
「うん、だって私……見たよ?歩くんが放課後、女の子と歩いてるの」
………未唯ちゃんも見たんだ。
「私も見た………でも、私が見た後にこの間の言葉を言われて………」
未唯ちゃんにはこの間歩に引き止められて言われたことを話してある。
「なにアイツ……桃乃を好きなのか好きじゃないのかハッキリしなさいよ、ねぇ?その女の子も可哀想だし」
「うん………」
歩はなにを望んでいるんだろう。
私との復縁?
それとも私をからかいたいだけ?
はぁ、もう疲れる。
「さ、ご飯たべよっか」
「うんっ」
お弁当箱を開けて、ご飯をたべはじめた。



