「未唯ちゃん………」
「さ、はやく弁当食べよ?お腹空いちゃった!」
「うん!」
私も一宮くんのせいで変に気力使っちゃってお腹ペコペコだ。
「今日、天気もいいし中庭で食べない?」
「おぉ!いいね!」
「外で食べてみたかったんだよね~」
私と未唯ちゃんはお弁当を持って教室を出る。
「あ~………5時間目は古典か~……だる!」
「未唯ちゃん、古典大嫌いだもんね」
「そうそう。ただでさえ古典嫌いなのに、担当の先生もあんまり好きじゃないし……」
未唯ちゃんの先生の愚痴を聞きながら廊下を歩いていると。
バンッ―――
「いたっ」
誰かと肩がぶつかった。
「あ、ご、ごめんなさ………っ」



