それから午前の授業を終えた。
数学の点数は………78点だった。
どうしよう、いつも30点とか普通に取ってる私がこんな点数を……!?
ご、ご褒美って何なんだろう。
放課後、逃げちゃおうかな……?
でも、それはそれでマズいよね。
大人しく、ご褒美をもらうしか……。
「はぁ~……っ」
「どうしたの?桃乃。大きなため息ついちゃって」
昼休みになり、私の席にお弁当を持ってきてやってきた未唯ちゃんが、心配そうに私の顔を覗き込む。
「いや、なんでもないよ~……」
「なに、一宮となにかあった?」
「え!?」
どうしよう、めっちゃドキッとした。
未唯ちゃん、勘よすぎるでしょ!



