*緋奈side*

「俺の彼女になってよ。」

えっ・・・・ う、嘘でしょ。
自分でも、顔がほてっているのが分かる。

「う、うあぁ、あの・・・」

だめ!私、パンクする。あうあぁぁっぁ

「ちょっと、急に何?」
優騎?優騎はいつも助けて欲しいときに助けてくれるな。

「いやいや、あんたに用はないんだけどな。ま、いいや。返事は今度聞かせてね♪ ひーなちゃん」








冷静になれ。私・・・・

これはきっと何かの間違いだ。うん。
っていうか、零泉財閥のお坊ちゃんが庶民の私を相手にするわけないし
っていうか、それ以前に話したこともない人だし・・・・

うん。これは、特待生という立場の私をからかっているんだ。
そうだ。そうだ。



あせるな、私。

「あれ、本気だったよね・・・」

「#&$%’%$’”!$!!!!???」

は?優騎本気で言ってるの?
おかしいんじゃないの?

動揺させないでよ!!

「くっそぉ、零泉のやろう・・・。僕の緋奈っちをぉぉ"o(`*ω*´)イライライライラ・・・・」

いや、優騎もおかしいだろ・・・・


本気だとしたら、私どうすればいいんだろう。

高校は、勉強とバスケに専念するつもりだったのにぃ(;ωノ|柱|。。。


まぁ、絡んでこない限り放って置こう・・・・