私が助かって、水樹先輩と新しい夏を迎えられた後、水樹先輩は感謝の気持ちと自分が同じ夏を繰り返していた事を生徒会のみんなに打ち明けた。

私の死のスパイラルを止めたかった事、止められなかった事、自分が原因であるならば隠される事さえ望んでいた事。

多分水樹先輩は、話せるだけのことは全てを話したんだと思う。

そして私も、一度だけ繰り返していた事を告げると、みんなは更に驚愕していた。

あ、でも、藍君には水樹先輩のことを仄めかしていたせいか、彼は割りと早く納得してくれたっけ。

その後、みんなで色々と話し……


神隠しは時間を繰り返すことによる影響なのだろう。

私たちはそう結論付け……


そのきっかけとなっているであろう屋上を


封鎖した。


先生たちには、フェンスの老朽化が原因で私が落下しそうになったのは話してある。

なので、封鎖することに関してはまったく問題なく許可が出た。

これにより、2学期早々屋上は関係者以外立ち入り禁止となり、現在はフェンスを修理する業者のみが出入りしている。