「俺は、ずっと蓮と一緒に野球するってそう決めてるんだっ!」 白石はあたしの胸ぐらから手を離した。 あたしだって、ずっと蓮といたかった。 蓮と離れたくない。 やだよ、蓮があたしの隣にいないなんて。 だけど、神様がダメっていうから、 あと1ヶ月。 蓮のそばで笑っていよう。 蓮の笑顔を少しでも多く見られるように。