凛へ
お前がこの手紙を読んでるってことは、もう俺はお前の隣にいてないって事だな。
小さい時からずっと凛が好きだった。
野球やってる凛に一目惚れして、野球を始めて、凛と仲良くなった。
帽子からとびでてる髪の毛が投げる時に揺れるのが印象的。
クールな奴だと思ってたけど、全然違って、野球やってる時はかっこいいけど、普段は可愛くて甘えん坊だった。
そんな凛が好きで好きでしかたなかった。
その気持ちは今もかわんねぇ。
ずっと守ってやれなくてごめんな。
ひとりにしてごめんな。
幸せにしてやるっていう約束守れなくてごめんな。
幸せになれよ。
好きなやつ見つけて、子供作って幸せになれ!
俺のことは忘れてもいいから、
お前は前だけ向いてあるけ、約束だ。
何十年後でも、凛が俺のとこまでくるときまで、ずっとずっと待ってるから、さよならは言わない。
またな!