「「蓮っ‼︎」」 「「蓮先輩‼︎」」 野球部の皆と莉子が来た。 皆息が荒いから多分走って来たんだと思う。 「みんなっ。ありがとな。」 「蓮‼︎俺を置いて行かないでくれよ。」 「わりぃな。」 「やだよ……俺ずっとお前と野球してたい。」 「白石……お前は俺の分までずっと野球続けてくれよ。」 「ああ、約束するよ。ずっとずっとじいちゃんになるまで続けるよ。」 白石は涙を拭って笑顔を作る。