教室を飛び出して、学校からも出る。 校門が閉まってたけど、なんか越えれる気がして、思いっきり越えてまた走った。 学校から病院は少し遠かったけど、無我夢中で走った。 「はあ、はあ、はあ。」 ずっとずっと学校から走り続けて、ぶっ倒れるんじゃないかってぐらいまで走った。 「蓮っ!」 「凛ちゃんっっ。蓮がっっっ。」 蓮のお母さんにお父さん、親戚の人らしき人もいた。 それと、あたしのお母さんもお父さんもいた。