「全然お似合いじゃねえし」


そりゃあ、そうだ。


「…健祐?」


新崎くん、なんか違う…?



「奈田さんごめんね、俺トイレ行ってくる」



そう行って向こうへ行く。



「…………奈田」



呼ばれて目があった。



なんだろう。…かわいい。




「っ、なんでもない。授業はじまるし戻ろっか」



「?うん…?」



言われて早馬くんに付いていくように教室に戻った。