「桜田さん?もちろん大歓迎だよ」
良かった…
巻き込む形になってごめんね…未胡…
「あ、そうだ」
そう言うとさっきしまった携帯を取り出す。
「せっかくだし連絡先教えて?」
「え…うん、わかった」
突然のことが多すぎて正直混乱してる。
そこで屋上の扉が開いた。
反射的に肩が跳ねたけれど、屋上に入ってきたのは
「あれゃ?」
一人用の牛乳パックにストローが入り口に入っている物を左手に持って
右手にはスマホを持つ早馬くん。
「健祐と…奈田?」
目を見開いてこっちを向く。
「健祐…奈田に何か用?」
なぜか不信がって聞く。

