「ということで奈田さんは明日から俺と真言と昼飯を食べること」



「…………え」


に、新崎くんと!?しかも早馬くんとも………???



「そ、そんな!嫌…おかしい、よ!?」




「おかしくなんかないと思うよ?クラスメイトと仲良くなるために昼飯一緒に食べるくらい」



「でっでも二人は彼女さんと食べないといけないんじゃ…」



そういうと「あいつも俺もいないよ?」



と言われて驚いた。




彼女…いなかったんだ。




「席も近いし、出席番号3人並んで食べるって結構都合いいしさ」




「それ、色々と大丈夫なの?」




心配で聞くと、「色々?」なんて返された。




「周りの目、とか…」



そう言うだけで「ああ」と察してくれた。




「だから言ってるじゃん。これは席が近い人同士の親睦会だよ」



「な、ならせめて未胡も一緒に…」