「真言くん?」


「…ん?」


なぜか黙ってる真言くんに、不思議に思う。


「どうかした?」


「…何でもないよ」


「…でも」


真言くんは、足を止めた。



ここって、公園?



ブランコに座る。


「憂樹も座りなよ」


「…う、うん」