…早馬くんってすごくわからない。 「……はぁ」 ついついため息が漏れてしまう。 でも、正直助かったんだ。 いっつも補習させられて…断ることもできなくて。 それでもやっぱり やっぱり私と早馬くんなんかがこんなに… こんなに仲良くしてていい? …そんな訳ないよね。 いい訳ない。 私が良くたって、早馬くんに良くない。 彼の眠っている姿を見つめた。