早馬くんの顔は、そんな風には見えなかった。 「今更だけど、謝る。自分の気持ちもわかんないでただただ焦って付き合っちゃったこと。 ごめん」 離されようとした早馬くんの手を 止めた。 「好きです」 顔が今までになく、赤くなって。 手汗もすごくて、正直恥ずかしい。 でも、今じゃないとダメな気がした。 「早馬くんのこと、大好きです!」 早馬くんの全ての行動が止まる。 「…今度は、ちゃんと好きだから。わからない気持ちがわかったから。 だから、もう一回ちゃんとやり直したい」