物凄い真剣な顔で、「俺の話してたでしょ?」



と言われた。




「え?」



未胡はもうどっかに行っていて、逃げ道もない。





「奈田」




「は、はい…」




「今日の夕方、1号のとこ来て」




え、また…?




「な、な、なん「来て」




ポケットに手を突っ込んでまっすぐこっちを見据えていた。