恋色電車




1ヶ月経って少し、変わったことがある。



それは、一回だけ。



本当に一回だけ、君と目が合うようになったこと。



窓の外に向けてた視線を、



不意に隣にいる君に向ければ




何か合図があったかのように



君もこちらに顔を向ける。



俺と君との目線が絡まりあえば、




俺の頭は君でいっぱいになる。





そう、俺はとっくの前から君に恋をした。