2人のlove style

涼太side


朝から唯に会えたのは嬉しいけど
上靴がなくなってたっていう…。


あぁー、思い出しても腹が立つ。


そんな古典的なことやってんのだれだよ。



おそらくものすごい不機嫌な顔の俺のところに瞬と優雅が来た。



「なぁ、涼太」


瞬が少し言いにくそうに口を開いた。



なんだよ?



「めっちゃ言いにくいんだけど唯ちゃんの靴隠したの莉奈じゃねぇ?」



え?



莉奈??




「あはは、瞬、冗談やめろよ。莉奈はそんなやつじゃねぇよ」



そうだ。莉奈はいい子でみんなに優しい。




「でも、涼太…」



「絶対ちげーから」



そう言って俺は瞬の言葉を遮った。


優雅はそんなやり取りを黙って見ていた。



少し沈黙した後チャイムがなって
HRが始まる時間。



2人はただ黙って席に戻っていった。