〜永遠〜




ーーー休み時間

私の周りには興味本位に近づいてくるクラスメイトがいた。

「しいなちゃんよろしくね〜てかなっぽに似てない??」

「あー分かるかも〜っっ」


勝手に話を勧めないで欲しい。
私は仲良くなりたい反面上辺だけの友達にはなりたくない。そんな考えが頭にあった。


1年生の入学式のため体育館の飾り付けに当たった私達6年はイス運びに追われていた。

色々な声が飛び交う中私の目に映ったのは一人の男子だった。