いつか きっと…

スラリと伸びた華奢な手足。

細い指。

小さな顔。

無駄な物など、一つもないように思える。


ナチュラルなメイクや髪型も、繊細な雰囲気を引き立たせていた。



「美桜ってさ、彼氏とかいんの?」



実は、一番聞きたかった事。


アイスコーヒーのストローを口に加えながら、平然を装って聞いてみる。