「じゃあさ、今日の初デートの記念に何か買おっか? 例えば、例えばだけど、おそろいの物とかっ。美桜が嫌じゃなければな。」 「へぇー、何か意外。遥希、そう言うの苦手そうなのに。」 「美桜が嫌なら別にいいけど…。」 相変わらずの困り顔に、ほんの少しだけ照れたような表情が混ざる。 「嫌じゃないよ。すごい嬉しい…と思う…。」 そんな自分も何だか恥ずかしくなり、思わず俯き呟いた。 初デートの記念。 今日は二人にとって、大切な記念日。