70億人分の1人

祐人とは赤ちゃんの時からずっと一緒の環境で育ってきた。
もう、家族みたいな存在。


「家まで送ってよー?」

「分かってるって。ほら早く!先生来るだろ!」


あたしの手からぶっきらぼうにノートを取り上げると、必死に机に向かって写し始めた。


ありがとうくらい言えば良いのに。

見つかって怒られろ!

あ、あたしも怒られるんだった…。