70億人分の1人

君もそうだった。

流れ星の様にいきなり私の前に現れたと思えば、突然消えてしまった。

キイッ……
微かに、隣のブランコが揺れる。


この公園のブランコから星を眺めるのが君は好きだったね。

隣のブランコにいつも座って。
私はその君の横顔をいつも眺めていた。


流れ星が空を流れると同時に、私の目からも1粒の涙が頬を流れた。

君は…今日も来ないんだ。


風に揺れる隣のブランコは、これからもずっと君だけを待ち続けるのかな。