「美雨っっ!美雨っっ!転校初日から遅刻なんてしないでよっっっっ!」

その、聴きなれない声で起きた私は
ベットの上に寝ていた。
辺りを見渡すと可愛らしいウサギの人形にいっぱいの本。そして、机の上には
知らない人と映っている私。
知らない人と映ってものすごく笑顔でいた。
「ずっ……と……とも…だ…ち……だよ?」
人間界の文字はペティア界と違ってあんり読めなかった。

ユリアは、自分たちの魔法が少し怖くなった。