「ほらぁぁあ、やっぱりさっき言った子じゃんっ!結構可愛いじゃんっ」

あちら、こちらで聞こえるその声はペティア界でも普通のことであった。

「天野さんの席は、窓側がいいと思って後ろの窓側にしたぞっ」

先生は、気を利かせて窓側にしていた。
とてもいい人じゃないか、人間は。
と思って自分の席に向かって歩き出したとたん、

バタんっっっっーーーー

私は転けた。

「あらっ!ごめんなさーーいっw
足が通過を防いでいたわねーっww」

髪がカールしている目のクリッとした女子生徒は私に謝りの顔見せず睨んでいた

これが………人間っっ?

憎いヤツが崖のどん底に落ちるのをイマジネーションするのも人間の特色っ?