「終わった~」
と、ため息交じりで終わりの合図を言う凛。
「凛さ~、受験なんだからがんばりなよ~」
「まあ、中学で終わる給食を楽しみにがんばりますっ!」
このように、大食いな凛。
もっと女の子らしくして、恋に興味があればすぐに彼氏ができるのにな~
あたしと違ってかわいいからさ~
「雫!行こうぜ!」
軽快な声が聞こえて振り返ると皐月。
「え~まだおなかすいてない!」
「んじゃ、7時ごろ向いに行くわ」
「おっけ」
嬉しいな~と浸ってると凛が
「7時まで暇なら遊ぼうよ!」
「いーよー。んじゃいつものとこでいい?」
「わかった!んじゃまた後でね!」
