本番が近づき、うちの我慢が
持たなくなりつつあった

ある日、

「ねぇ、今回の役どぉ?」
「しょーじき辛いなー
相手が愛美なら良かったけど
後輩だしねー」
「そっか、がんばってね!」

うちゎ、がんばって笑顔で
かえした
けどー

「無理してんのバレバレ!
もっと甘えてほしいなー」
「え、そぉ?」
「うん、ほら、おいで?」

しゅんゎ抱きしめて
すべてを忘れさせてくれた
ちょっと身長が高くて
すべてを包み込んでくれて・・・

その日ゎ、
すごく幸せな気持ちになれた