開いた障子の中からは1人のキセルを吹かしながらニヤリと笑う女がいた。
その女からは妖気がドロドロと漂っていて今にも胸が苦しくなってきそうだ。
「クックック 鬼道 豊艶じゃ。。。はじめましてとでもいうべきであろうかえ? 睡蓮よ」
「はじめまして。。。豊艶様。。。私土方「ちょいと待ちな。。。お前はもう土方 睡蓮ではない。鬼道 睡蓮じゃ それと、ここでは蓮華と名乗りたまえ」
「はい。。。」
睡蓮はなぜ親族でない者の苗字をなのらなければならないのかわからなかったが、早く胸苦しさから開放されたくて頷いた。

