私の潜り込んだ布団に遠慮なしに入ってくる。



「その…私…経験がなくて」




「見れば判る…」


蓮人さんはあっさりと返す。


色んな女性と付き合ってきた蓮人さんには判るらしい。



挙動不審な私に近づく蓮人さん。



「そう怖がるなよ…優しくするから…」



「は、はい…よろしくお願いします…」



蓮人さんはクスッと笑い、私の身体を組み敷いた。



私を見つめる蓮人さんの顔は男の顔。



初めて見せる顔だったーーー・・・



欲望を滾らせた瞳。


大きな胸は嫌いだと言ったけど…


そんな風には見えなかった。