蓮人さんに養われる私に出来るコトなんてせいぜい、家事をこなし、子供を産み育てるぐらいよね。



おねぇちゃんのように仕事をしているワケじゃない。



私は蓮人さんの言う通り、奥の寝室のダブルベットに潜り込んだ。


薄明りの部屋の中で蓮人さんを待った。



私と同じホテルバスローブ姿で戻って来た。



髪は濡れていて、適当に着たバスローブから見える鎖骨にドキッとする。


蓮人さんは男性だけど、女性のように色気を帯びていた。