SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~

言葉では言い尽くせない愛が注がれ、私の心は愛で満タンに。




彼の唇は私の首筋にスーッと這う。背筋に電気のような感覚が迫り上がっていく。



彼の熱い吐息が首筋を撫で、チクリとした痛みを感じる。



――――――温かさを伴う甘い痛み…





蓮人さんは、私の首筋から顔を上げて洗い立てのサラサラした髪を掻き上げて二つの瞳で見つめていた。





「…麻友お前は俺の奥サマだ…」





「はい」




「二度と離さないから…」