SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~

冷たい氷が緩やかに溶けて甘いムードに私達は包まれていた。



部屋に戻って久しぶりに肌を交わす。




蓮人さん…性格は不器用だが、ベットの上での彼は器用そして優しい。



彼は何度も私の唇に甘い甘いキスを落としていく。



キスだけで頭の中が真っ白になりながらも、もっと彼のキスが欲しくて後頭部に手を回して離れなくした。




「…大胆だな…俺のキス…もっと欲しいのか?」




「うん…欲しい」




私は蓮人さんにキスをおねだりする。





蓮人さんの欲を孕ませた瞳が色っぽい。彼も口許に嬉しそうな含み笑いを浮かべ、今度は唇ではなく額に唇を寄せた。




本当は唇にもう一度、キスして欲しかったけど…。




彼を温もりを感じられれば、どこでもいいーーー・・・