「よーく訊いて…向日葵の花言葉は『俺の目はお前だけを見ている』」 「奈都也…様…本当ですか?」 「俺が嘘を付くと思う?麻友ちゃんは黙って…蓮人からの花束を受け取るんだ…」 「わかりました…」 奈都也様は柔らかい笑みを浮かべ、私の髪を撫でる。 「…厄介な男だけど…蓮人は大切な俺の親友だ…」 「厄介だなんて…」 「俺も蓮人が早く…麻友ちゃんにスキと言えるように後押しするよ」 「ありがとうございます…」 「・・・」 奈都也様は礼を言う私に微笑むけど、何処か瞳は寂しげに見えた。