「分かった。」


でも、なんだかんだ言って行かないといけないことに変わりないり


とりあえず行っとこう。


「あ、いつも通り300メートル手前で止めてね。」


もちろん、家柄がばれないようにするためよ。


「かしこまりました。」


あーーーー何でこんな地味な格好なのよ!


スカート膝した五センチ、銀フレームからの三つ編みお下げ!


本当は、もっとかわいい高校生になりたかった。


ルックスも、人間関係もキラキラした高校生活に憧れてた。


もう、家柄しか見えない人は、嫌だから。


本当の友達がほしいのに…。


ああ、私の高校人生ぃ~…!