とても元気なものだった。 そっか……。 その時、俺は気付いてしまった。 病気になったと言うこと それはもう、みんなを笑わすことが出来ないんだとー。 涙はもう出なかった。 俺はすぐに自分の部屋に行き ベットに寝て、毛布にくるまった。 それから2週間、俺は誰とも連絡を取らなかった。 携帯はずっと電源を切ったままにして ひたすら自分の体調がよくなる事に努めた。 点滴をしたり、検査をしたり 俺は体調がいいと思っても検査の数値でどこか高い所があれば 薬の投与は中止になった。