二つの前世(カコ)で自分の犯した過ちを、散々後悔した。 だから、今度こそ彼女の幸せを願いたかった。 なのに……この人みたいにうまく距離を取って大切にすることも、 上手に想いを“嘘”にすることも出来なかった。 自分ではこの想いを手離せなくて、結局彼女に選ばせるようなこともした。 でも───── どんなにズルくても、1000年傷つけても……… 「───けど、例えゆーじんさんでも………誰にも、あげられません」 ………やっぱり、 彼女を“欲しい”と思う気持ちが、止められない────………