そんなこんなで、弱肉強食の世界
に人間として産まれたわたしは
若くして両親を失った。




そしてわたしは一人になった。




今は雑貨屋の手伝いをしながら
生計をたてている。


雑貨屋のお姉さんも、村長さんも皆優しい人だ。


毎日悲観にくれる訳でも無く、
わたしはそれなりに楽しく生きていた。