「きっと、また幽霊は襲おうとしてくるよ」 「え…?どうして…?」 わたしの目は、見開いているに違いない。 また、幽霊が襲ってくる?恐怖感がぞわわっと体中を走った。 「今日が初めてだよね」 わたしは「うん」と頭を上下させる。 「今までは、比芽を守ってくれていたものが何かの弾みで消えてしまったみたい」 湊君が言っていることの意味が分からない。 分かることは、いけない状況 なんだってこと。 「わたしはどうしたらいいの…?」 多分、凄い情けない声で聞いてしまったと言った後に気づく。