お世辞でも綺麗とはいえない学校だった。
職員室に向かいの担任の先生と
新しいクラスへと向かった。
「おーい、転校生を紹介する静かにしろー
御堂入ってこーい!」
ざわついてた教室は先生の一言で静かになった。
わたしが教室に入るとまた少しざわついた。
「え?めっちゃ可愛いじゃん」
好奇心ある男子の声。
「わ〜お人形みたい」
羨むような女子の声。
「御堂 希夢です。これからよろしくおねがいします」
「よし、じゃあ御堂はあの一番後ろの2個空いてる
席の左側に座ってくれ!まったくまた勝又は
サボりかー」
隣の子どんな子なんだろう。
