二人暮らし  牙雨・汐葉

「イイ天気だねぇー」

「そうだな。掃除日和だ。」

「片付けしよっか。」

「あぁ。」

そう、俺達は高校卒業して汐葉の店を嫁ぐ為汐葉の部屋の隣を片付けてる。

「同居してるって実感するな。」

「そうだね。」

「俺、本当に汐葉の彼氏で良かったと思ってる。」

「私も、牙雨の彼女になれて嬉しいよ!ありがとう。」

「おう。」

『二人とも、ご飯出来たわよ。』

「「はーい。」」

これから、俺達はずっと幸せなんだろうな。
あの時、汐葉が『喧嘩しても、きっと仲直り出来るよね。』って言葉が残ってる。

当たり前だろ。何時なんどきでもずっと一緒なんだ。