「川原…
かわはら、 かーわーはーらー!
ちっ、お前……
バーンッ‼︎ 川原希ー!」
「へっ⁉︎ は、、わわ、はいっ⁉︎」
ど、どうしましょう。
私の人生終わった。
川原希、今までにない大ピンチです…
なんで。なんで、、なんで⁈
今思いっきり私の机を叩いて怒鳴った
鬼… じゃなくてトヨ先は、
どうやら私が1人ブツブツと
3Bの事をゆっていたのに気づいて…
しまっていたらしい。
あぁ、私としたことが…
トヨ先を怒らせるなんて、もう…
おわった!
「お前… 俺の話も聞かずに
なにをブツブツ言ってたんだ?あぁ⁉︎
俺をキレさせるなんて
その度胸だけ認めてやるよ。
……とゆうことでな、川原。
残念だったが、お前は風紀委員に
見事就任だっ‼︎」
え、え、え?!
へっ、はぁ⁉︎
風紀委員って、あの風紀委員⁉︎
その、今話してたばかりの!
う、うそだあ。
まさか私につとまるわけっないのに。
「トヨせ、じゃなくて、
豊橋先生! それはないですって!
私につとまるわけがないですー!」
「はっ、お前は度胸ある奴だろ?
大丈夫だ、川原、頼んだぞー。」
そんな!
そんなそんなそんなーぁ!
「嫌です!
無理ですー! なんで私が!!」
ーーーー見事、沈没。
そう、私は、トヨ先に無理矢理
風紀委員にさせられ
(まぁ私が悪かったのだけど。)
嫌がってもトヨ先に逆らう事は出来ず、
真奈紀が落ち込む私を支えてくれ……
るはずもなかった。…
「まぁ、悪いのは希ね。
私だって後ろから何度も声かけたのに。
自分の世界に入るのはいいけど、
周りをもっとみなさいよ、バカね。」
なんてまぁ、真奈紀は…
本当に素晴らしい性格をしている。

