そして指差した上のスクリーンに載っていたのは。 「え、やだ。」 戦闘ものの映画。見るからにあたし、寝るじゃん。 「えー、面白いって。」 チケット購入記の前まで来て、三枝くんがボタンを押すところを横取りする。 「ちょっ!おい!」