LIFEー世界でたった一つのものー


そしてふたりで、ホテルの近くにコンビニでおむすびを買ってバスに乗り込む。

「ホテルの飯、うまそ~だったな。」
三枝くんがブツブツ言いながらおむすびを頬張る。

「しょうが無いでしょ。お金、ただでさえないんだし、朝食付きなんて無理だもん。」

「そうだけど。」

そうこうしているうちに、映画館前のバス停に到着。