「女子は多少、そういうのがあったほうがいいんだよ。」 「あ、そう。」 あたしがそう答えると、三枝くんはつまらなかったのかスマホをいじりだした。 そしてバスが次の停留所に着いた時。 「あ。」 何人か人が乗り込んできて、ふと顔を上げた三枝くんが小さく声をあげた。