「手伝うよ。」 「いらない。あたし、年寄りじゃないんだからね?」 その手を無視してあたしは手すりを握りながら乗った。 「可愛げねぇな、ホント。こういう時は男に頼るもんだろ。」 「必要以上に頼ってどうするのよ。」 近くの二人用の椅子に腰掛ける。