LIFEー世界でたった一つのものー


そんな彼の裏側に、こんな思いが隠されていたことにあたしは気が付かなかった。

「…ごめ…ん…っ…ひくっ…」

どんどん濡らされる背中。
あたしは振り向くことができない。

どうしてなの?いつもの…本来のあたしなら、今彼を振り切ることも可能じゃない。

バシッと叩き起こして、何グチグチ寝言言ってるのよって言ってやればいいのに。