LIFEー世界でたった一つのものー


二人が怒りに満ちた顔であたしたちを睨んでくる。

「こっちが心配してやってるのに!」
「ほんと、性格最低だね!」

二人が走り去ると、あたしは彼の腕を払いのける。
「おいおい、なにすんだよ。」

「それはこっちの台詞ですよ。何してるんですか、急に。」