LIFEー世界でたった一つのものー


あなた達と絡みにくてあたしは何も構わない。

なのに、なんで文句言われなきゃならないわけ?

そんな言葉を発そうと、口を開いた途端。
「まだか、奈瑠美。」

「えっ…。」
あたしの前に大きな影が立ちはだかった。

彼…三枝くん、だった。