LIFEー世界でたった一つのものー


「…あたし、飲み物買ってきます。」

「おう。」
しばらく歩いてからも二人共無言。なんだか変な雰囲気が嫌で、あたしはそう言った。


近くの自販機に駆け寄り、財布から百円を出したとき。

背後から声が聞こえた。