LIFEー世界でたった一つのものー


後ろから声が聞こえてきて、無視するのが大変。

相変わらず何も言わないあたしに彼も何も言ってこなくなる。


あたしが列車通りたあとすぐに彼が降りる気配がした。
そして、列車が動き出す。

あたしは行く宛もなく歩き出した。